歯並びがきれいであることは、相手に清潔感や美しさなど好印象を与えます。人の印象は出会って3秒で決まるといわれ、メラビアンの法則からも口元が与える印象には多大な影響力があるといえます。
この歯並びの「見た目の美しさ」は注目されることも多いですが、じつは歯並びにはそれ以外にも、とても重要な役割があるのです。
それは『噛み合わせ』です。
本来、お口の主な役割としては
・ 食べる
・ 話す
が挙げられますが、この2つの役割がしっかり機能するためには「正しく噛み合わせられること」「歯がきれいに並んでいること」が非常に重要なのです。
ズレた噛み合わせだったり、ガタガタの歯並びだったりすると、上下28本の歯が正しく噛み合わずに一部の歯に負担がかかり、虫歯や歯周病になりやすく、最悪歯が抜けてしまう原因にもなってしまいます。
じつは、成人になってからの歯の痛みの原因のほとんどは、この歯並びが悪いことで負担が大きくかかってしまった歯に起きてしまうのです。