こんにちは！
神奈川県横須賀市安浦町にある、横須賀Sun&Ocean矯正歯科です。
歯列矯正をすると「痩せる」という噂を聞き、実際のところどうなのかと気になっている方も多いのではないでしょうか？
「歯列矯正をはじめると、噛むと痛くて食欲がなくなる」といった噂もありますが、ほとんどの場合、歯列矯正が進むごとに「痛み」は少なくなってくるので、「痩せる」とまではいかないことも多いです。
ただし、「正しく噛めるようになること」、「食事内容が変わること」などによって、痩せたと感じられる方はいらっしゃいます。
本記事では、歯列矯正で痩せるのかどうかの真相について、詳しく解説していきます。「歯列矯正で本当に痩せられるのか知りたい！」という方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
CONTENTS
歯列矯正で痩せるって噂は本当？
歯列矯正の本来の目的は、歯並びや噛み合わせを整えて、正しく機能させることです。そのため必ずしも歯列矯正によって痩せるとは限りません。
しかし、人によっては
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などの要因によって、結果的に「痩せた」と感じている方もいらっしゃいます。
【噂の真相は？】歯列矯正で痩せたと感じた人がいる理由
では、実際に歯科矯正で痩せたと感じた方がいる理由について、以下より具体的に解説していきます。
【理由1】正しく噛めるようになり「満腹中枢」を刺激しやすくなったため
じつは、歯列矯正によってよく噛めるようになると、脳にある「満腹中枢」を刺激しやすくなり、「過食防止」につながります。
これは、「満腹中枢」が刺激されると、食欲を抑制する「レプチン」等の脳内物質が分泌されるためです。
さらに、よく噛めると「唾液分泌」も促進されるため、食べ物の消化・分解が進みます。消化が進むと「血糖値」が上昇することで「満腹中枢」を刺激し、こちらも過食防止につながります。
もし、よく噛まずに（噛めずに）「早食い」をしてしまえば、「満腹中枢」を刺激する前に食事が終わってしまい、過食になりやすくなってしまうのです。
【理由2】間食後の歯磨きが面倒で、自然と食事量が減ったから
「間食」をしたら、たとえ小さなビスケット1枚食べただけでも、虫歯予防ために「歯磨き」をしないといけません。このこまめな「歯磨き」が面倒で、「間食をやめた」という方がいらっしゃいます。
「間食」が減ると食事量は自然と減るため、結果的に歯列矯正で痩せたと感じることがあります。
食後はお口の中が酸性になって、歯列矯正中に限らず「虫歯リスク」が高まります。間食の回数が増えたり、ダラダラ食べをしたりするなどの行為は、歯列矯正中の「虫歯リスク」をさらに高めます。
もちろん、歯列矯正中に間食をしてはいけないわけではありません。しかしながら、歯の表面に複雑な装置を取りつけている「ワイヤー矯正」は、食べ物が歯と装置の間に挟まりやすいリスクもあるため、なおさら注意しなくてはなりません。
【理由3】食事内容が変わることがあるため
歯列矯正中は、矯正装置に食べ物が挟まりやすかったり、着色しやすかったりするため、食事内容が治療前と変わることも多いです。とくに「ワイヤー矯正」の場合は、矯正装置が外れてしまうため、硬いものや、ひっつきやすいものは、避けるように注意されていることがほとんどです。
たとえば、ハイチュウやキャラメルなどをいつも食べていた方は、食べることを控えることで、その分摂取カロリーが減ります。また虫歯リスクの高い、「砂糖」が多く含まれたおやつを避けることも、痩せることにつながります。
また、着色しやすい「カレーライス」は、ワイヤー矯正に使用するゴムや、プラスチックの「ブラケット」と呼ばれる装置を黄ばませてしまうため、控える方も多いです。カロリーの高いカレーライスを食べなくなるということも、「痩せる」につながります。
さらに、食べ物が挟まりやすい「ワイヤー矯正」では、そもそも食べ物が挟まって気になるのが嫌だ、という理由で「食事量」自体を最小限にする方もいらっしゃいます。このことも、歯列矯正で痩せるひとつの理由です。
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【体重に変化なし…】だけど、歯列矯正で顔が痩せることもある？
歯列矯正をしても体重に変化がなく、「痩せた」ように感じられない人もいらっしゃいます。
しかしながら、歯並びや噛み合わせ、お口まわりの筋肉バランスが整うことで、人によっては顔が痩せたように見えることもあります。
歯並びが改善して、顔まわりがスッキリする場合もある
歯科矯正で噛み合わせが整うと、顔の筋肉バランスが整えられて、エラ張りがなくなり顔まわりがスッキリすることもあります。というのも、噛み合わせが悪いと偏った噛み方をしてしまって、部分的に筋肉に過剰な負担がかかり、緊張状態となった筋肉が張ってしまうことがあるからです。
歯列矯正で過度な負担が軽減されて、筋肉の張りが改善されると、顔がすっきりしてシャープな印象を与えることもあります。また、噛み合わせの悪さによって筋肉バランスに乱れがあった方は、歯列矯正で顔の歪みが改善されるケースもあります。
さらに、出っ歯や受け口、口ゴボなどの方は「抜歯矯正」をすることも多く、小臼歯等を抜歯して突出していた口元を引っ込めることで、口元がすっきりして小顔になったと感じられることもあります。
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しっかり口を動かせないため
矯正装置を取りつけていることで違和感を生じ、口を動かしにくいと感じる方もいらっしゃいます。口が動かしにくくなるということは、お口まわりの筋肉が十分に使えなくなるので、筋肉が落ちて顔が痩せたように見えることもあります。
これは主に、歯の表面に複雑な装置を取りつけている「ワイヤー矯正」にいえることです。ただし、このケースで顔まわりが痩せた場合、歯列矯正後に矯正装置を外せば、いつも通り口を動かせるようになるため、一時的なものであることがほとんどです。
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歯列矯正のその他のメリットは？
歯列矯正によるメリットは、「見た目だけ」だと思われている方も少なくありませんが、じつはそれ以外にもたくさんのメリットがあります。
たとえば、
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など、お口の中や見た目だけに限らず、全身の健康へもつながります。
歯列矯正によるメリットについて、さらに詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。
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まとめ
個人差はありますが、歯列矯正で「食事内容」が変わったり、しっかり噛めるようになって過食を防いだりすることで、痩せたと感じたという方はいらっしゃいます。
また、歯列矯正で体重自体は変わらなかったという方も、歯並びや噛み合わせを正しく整えることで、「顔がすっきりした」、「顔のバランスが整った」という方もいらっしゃいます。
ただし、このお顔のバランスについては矯正医による技量が大きく影響し、3次元的にしっかり検査を行ったうえで、的確な診断を行わないといけません。
横須賀Sun&Ocean矯正歯科では、豊富な経験をもつ矯正医が担当して、ただ歯並びを整えるだけではなく、お顔のバランスも3次元的にしっかり考慮したうえで診断を行います。丁寧な診断を行う歯科医院で矯正治療を受けたいという患者さまは、ぜひ当院へ一度ご相談ください。
