こんにちは!
神奈川県横須賀市安浦町にある、横須賀Sun&Ocean矯正歯科です。
現在では、多くの歯科医院で治療を受けられるようになった人気の高いインビザライン。世界では1400万人が使用する実績があります。(※インビザライン公式HPより)
しかしながら、インビザラインで後悔したという声を聞くこともあり、インビザラインが気になってはいるものの、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、インビザライン経験者が後悔した主な3つの理由から、インビザラインで後悔しないための5つの対策ついて紹介します。
この記事を読むことで、インビザラインでのトラブルを未然に防ぎ、治療効果を最大限に得るための対策ができるため、インビザライン矯正に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
CONTENTS
インビザラインで後悔している人に多い3つの声
では実際に、インビザライン経験者が治療を受けて後悔した、と感じた理由とはどのようなことなのでしょうか。
人によって気になるポイントは異なりますが、その中でも特に後悔した理由に挙げられた3つの声について紹介します。
①予定していた治療期間内で終わらなかった
インビザラインで後悔した理由の1つ目は、「予定していた治療期間内で終わらなかったこと」です。歯列矯正を始めれば誰しも、なるべく早く歯並びをきれいにしたいと思うものですよね。
通常、インビザラインのシュミレーションによる治療期間を、歯科医院にて説明を受けますが、そのシュミレーション通りに治療が上手く進まないこともあります。もちろん、歯科医師から治療期間が伸びる可能性があることは説明を受けているかと思います。
ですが、
- マウスピースを紛失した
- 忙しくてなかなか診察日に行けなかった
- 指定の装着時間を守らずマウスピースが合わなくなった
- アタッチメントが外れたまま放置していた
など、さまざまな予定外の原因が重なり、大幅に治療期間が伸びる可能性もあるのです。
これにより、こんなに期間がかかるとは思わず後悔した、と思う人が多いようです。
②納得のいく治療結果を得られなかった
インビザラインで後悔した理由の2つ目は、「納得のいく治療結果を得られなかったこと」です。
インビザラインの治療を始める前には、3D画像でのシュミレーションを用いて、患者さんと担当歯科医師がしっかりと時間をかけてカウンセリングを行います。
治療にかかる期間や料金はもちろん、歯をどう動かしていくのかや、仕上がりのイメージなどを一緒に確認し、インビザライン矯正の最終的なゴールのすり合わせを行います。
しかし、患者さんと担当歯科医師とが意思疎通ができておらず、目指すゴールにズレがあれば、長い期間をかけて歯列矯正しても「想像していた結果と違う…」と後悔してしまう人も多いようです。
また、インビザラインは取り外しができるマウスピース型の歯列矯正のため、治療効果を最大限に得るためには決められたルールを守ることがとても重要です。
ゴールのすり合わせをしっかりしておくとともに、医師やスタッフによるインビザラインの取り扱いや、メリット・デメリットなども細部にわたり患者さんに伝えられていないと、「話が違う…」とトラブルにも発展してしまいます。
③治療後に後戻りした
インビザラインで後悔した理由の3つ目は、「治療後に後戻りしたこと」です。
インビザラインに限ったことではないですが、歯列矯正後にはきれいになった歯並びを安定させるための「保定期間」が必要です。
歯並びがきれいになったからといって、この保定期間を無視すると後戻りしてしまいます。後戻りしてしまった自分の歯並びを見て、「これだけ時間とお金をかけて歯並びをきれいにしたのに無駄だった…」と後悔する人が多いようです。
インビザラインで後悔しないためにできる5つの対策
「インビザラインで後悔した」という声はありますが、対策を行うことでこの後悔は防げます。
インビザラインは審美面や、食事やセルフケアのしやすさなど、多くのメリットがある矯正治療です。インザラインの効果を最大限に得て、後悔しないためには、以下の5つの対策をしておきましょう。
①マウスピースの装着時間は必ず守る
インビザラインで後悔しないためには、マウスピースの装着時間を必ず守る必要があります。
インビザラインでは治療段階に合わせて順番通りに新しいマウスピースを装着し、交換していくことで徐々に歯並びを整えていきます。その際に、推奨された装着時間は、およそ20時間以上とほぼ丸一日装着することになります。
装着するマウスピースは薄く痛みや違和感も少なく、透明で周りには気づかれにくいので、装着すること自体は苦になることは少ないでしょう。
しかし、装着し忘れたり、故意に装着しなかったりすると、シュミレーション通りにスムーズに歯列矯正が進まなくなるので、推奨された装着時間は必ず守りましょう。
②信頼できる(実績のある)歯科医院を選ぶ
インビザラインでの歯列矯正の成功のカギは、信頼できる(実績のある)歯科医院を選ぶことです。
インビザラインは、3D光学スキャナーで患者さんの口の中を撮影し、そのデータをインビザライン開発元の米国のアライン・テクノロジー社に送付します。
データを元に3Dシミュレーション画像が作製されますが、そこから修正を加えて最終的な3Dモデルを完成させるのは歯科医師です。そのため、担当する歯科医師のインビザラインの経験や症例の見極めがとても重要です。
また、シュミレーション通りに進んでいない想定外のトラブルも起こりうる可能性もあります。インビザラインの症例数を多く経験した歯科医師であれば、的確に対応してもらえます。
歯科医院のホームページを確認したり、カウンセリング時にどのような症例があるのかを質問したりして、インビザラインの実績のある信頼できる歯科医院へ依頼しましょう。
③お口のケアは普段以上に丁寧に行う
インビザラインでの治療をスムーズに進めるためには、お口のケアは普段以上に丁寧に行うことも重要です。
たとえば、治療途中で被せ物をしないといけないような大きな虫歯になってしまうと、再度治療計画の立て直しが必要になります。
治療中は担当医師が定期的にお口の中を確認しているので、突然大きな虫歯になることはないかもしれませんが、トラブルが起こると治療期間が伸びる可能性が高いので注意が必要です。
マウスピースは取り外せるため、ワイヤー矯正よりお口のケアはしやすいです。シミュレーション通りにスムーズに歯列矯正を進めるためにも、歯間ブラシ・デンタルフロスなども併用して念入りにお口のケアを行いましょう。
④違和感があったら早めに歯科医院に連絡する
マウスピースは歯を動かすために、一定期間で歯の動きを確認しながら新しいマウスピースに取り換えていきます。通常、新しいマウスピースに取り替えた数日間は、慣れるまでに痛みや違和感が出ることがあります。
しばらくすると違和感はなくなるものの、上手く歯が動いていないとマウスピースの装着感に違和感が続いたり、マウスピースがしっかり歯にはまらなくなったりすることもあります。
痛みはないからといって違和感を放置し、自己判断で次のマウスピースに進んでしまうと、シュミレーションの歯と動きと比べてズレが出てきてしまいます。
ズレが大きくなると大きな治療計画の立て直しが必要となるケースもあるため、違和感があれば早めに担当医師に連絡しましょう。
⑤治療後の保定は必ず行う
インビザラインによって歯並びが希望通りにきれいに並んだら、後戻りをしないように治療後の保定は必ず行う必要があります。
きれいになったばかりの歯並びは、まだ骨が安定しておらず元の位置に戻ろうと後戻りしてしまう可能性があります。そのため、一定期間、保定用のマウスピースを入れて、しっかり位置を記憶させてあげることが大切です。
歯並びがきれいになったからといって自己判断で保定を中断すると、せっかくきれいに整った歯列が後戻りしてしまう可能性があるので注意が必要です。
まとめ
インビザラインで後悔したとの声はありますが、しっかり対策をすればインビザラインの治療効果を最大限に得ることができます。
大切な時間やお金をかけて歯列矯正を行うわけですから、後悔はしたくないですよね。
インビザライン治療で後悔しないためには、今回ご紹介した対策を参考にして、審美面でも機能面でも優れたきれいな歯並びを手に入れましょう。