こんにちは!
神奈川県横須賀市安浦町にある、横須賀Sun&Ocean矯正歯科クリニックです。
透明な装置で目立ちにくいインビザライン矯正。
歯列矯正中の見た目が気になるという方でも、はじめやすい治療法ですよね!
しかし、「インビザラインで失敗した」といった声をインターネットやSNS上で見つけて、不安になってしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事では、このインビザライン矯正における失敗例や、その対処法についてご紹介していきます。
まずは、どのような失敗例があるのかについて確認していただき、インビザラインの失敗に関する疑問や不安を「インビザラインプラチナプロバイダー認定医」の当院と一緒に解決していきましょう!
CONTENTS
インビザラインでの失敗例って?
「インビザライン矯正で失敗した」といった声があるのはなぜなのかは、これからインビザライン矯正をはじめようとしている方にとっては、とても気になるところですよね!
まずは、なぜこのような声があるのか、知るところからはじめていきましょう!
1. 想定していた治療期間が大幅に長引いた
インビザライン矯正では、「想定していた治療期間より長引いた」といったケースがあります。
主な原因としては、「マウスピースの装着時間が短い」等の矯正医から言われたルールを守れていなかったことが挙げられます。
マウスピースの装着時間が短いと想定通りに歯が動かず、治療計画と現状の歯並びとの間にズレが生じてしまいます。そうなると、再度治療計画の立て直しが必要になったり、新しいマウスピースを作り直したりなど、治療期間が大幅に長引いてしまう原因となってしまいます。
予定通りに治療を進めていくためには、担当矯正医に言われたルールをしっかり守る必要があります。
2. 治療後の仕上がりに納得がいかなかった(目指すゴールにズレがあった)
インビザライン矯正が終わりを迎えたにも関わらず、「治療の仕上がりに納得がいかない」といったケースもあります。
これは装着時間等のルールを守っていなかったことで想定していた仕上がりにならなかったということも考えられますが、これ以外にも、「矯正医と患者さんとの間で目指すゴールにズレ」があったり、「起こりうるリスク」について説明がされていかったりなども原因として考えられます。
治療後の歯並びがどのようになるのかをシミュレーション上でしっかり患者さんにお話して、ご納得いただいてから治療をはじめるのはもちろんですが、患者さんとのゴールのズレを回避するため、口元や横顔などのお顔の変化、歯茎が下がるリスクなど、あらゆる可能性についても説明しておく必要があります。
これらのことを事前にしっかり話してくれる歯科医院だと、このような失敗のリスクを軽減できるでしょう。
3. 治療中・治療後に問題が生じた
インビザラインに限ったことではありませんが、歯列矯正では、
- 治療後に後戻りしてしまった
- 虫歯・歯周病になってしまった
- 歯列矯正後に肩こり・頭痛が気になりはじめた
などのトラブルが生じるケースがあります。
原因としては、
- 後戻り
→治療後にきれいになった歯並びを保つ「保定装置(リテーナー)」をしっかり装着していなかった - 虫歯や歯周病
→歯磨き・食事などの管理が徹底できていなかった - 治療後の肩こりや頭痛
→歯並びはきれいになったが噛み合わせが改善されておらず、噛み合わせのバランスが乱れることで筋肉の緊張や、血流悪化が起こった
などが考えられます。
自己管理を徹底することはもちろんですが、このようなトラブルが起こらないようにしっかり配慮してくれる、信頼できる矯正医に治療を依頼することも大切です。
4. 子どもが治療を嫌がり途中で断念した
高額な歯列矯正の費用を支払ったのに、お子さんのモチベーションが保てず、治療を途中で断念してしまったというケースもあります。
お子さんが治療を「楽しい!」と思えるように工夫したり、豊富な治療法の中からお子さんに合った最適な治療法を選べたりする矯正歯科だと、このようなリスクの軽減につながります。
インビザラインで失敗しないための対策はある?
インビザラインで失敗しないためには、治療前~治療後に至るまでしっかり対策しておくことで、失敗のリスクを軽減することも可能です。
たとえば、『治療をはじめる前』であれば、
- 治療内容やリスクなどの説明が丁寧な矯正歯科を選ぶ
- インビザライン矯正の実績のある信頼できる矯正歯科を選ぶ
- お子さんの治療のモチベーションを保てるよう工夫をしている矯正歯科を選ぶ
などが挙げられます。
また、『治療開始後』なら、
- マウスピースの装着時間(20~22時間以上)を必ず守る
- お口のセルフケアは普段以上に丁寧に行う
- 治療後の保定装置は必ず装着する
- トラブルや違和感があったら早めに歯科医院に連絡する
などがあります。
選ぶ歯科医院の選び方だけではなく、ご自身のインビザライン矯正への取り組み方によっても、治療の良し悪しが左右されることもあります。
そのため、信頼できる矯正医に治療を依頼することはもちろん、治療開始後は担当矯正医から言われたルールをしっかり守ることを徹底しましょう。
インビザラインの失敗に関する詳しい対処法については、下記の記事もぜひ一緒に参考にしてみてください。
インビザラインで失敗したくない!治療前に知っておきたいQ&A
インビザライン矯正で失敗しないために、治療前によくある質問についてもチェックしておきましょう!
Q. インビザライン矯正とワイヤー矯正の治療にかかる期間は、どっちが早い?
インビザライン矯正やワイヤー矯正ともに、それぞれに得意・不得意な歯の動きがあるため、治す歯並びの状態によって治療期間は異なります。そのため、一概にどちらが早いとはいえません。
ですが、たとえば、抜歯矯正を伴い、歯を大きく移動させる必要があるような症例であれば、歯体移動(平行移動)が得意なワイヤー矯正の方が治療の予測実現性が高く、治療期間を短縮できる可能性があります。
一方、後戻りや軽度の叢生などの症例で、インビザラインが得意な「傾斜移動」という歯冠部分を押して倒し込みするだけで治せるような歯並びに関しては、インビザライン矯正の方が治療期間を短縮できる可能性があります。
Q. インビザラインの弱点は何ですか?
インビザライン矯正はメリットの多い治療法ですが、もし弱点を挙げるとすると、
「マウスピースの装着時間・交換期間などのルールをしっかり守らないと、計画通りに歯が動かない」
ことです。
矯正医に言われた通りにルールを守っていれば問題はありませんが、自由に装置を取り外しができるインビザライン矯正では、自己管理を徹底できていないと、どんなに信頼できる矯正医に依頼していたとしても、失敗例になってしまう可能性があります。
まとめ
インビザライン矯正は、目立ちにくくて痛みが少なく、自宅で取り外しも自由にできるため、快適に治療を進められます。
しかし、しっかりルールを守れていないと思ったような治療結果が得られないこともあることから、自己管理の徹底が、治療の成功のカギとなるでしょう。
また、インビザライン矯正で失敗しないためには、歯列矯正の知識や経験が豊富で、インビザライン矯正の実績も豊富な矯正歯科(矯正医)を選ぶことも大切です。
当院にはインビザライン矯正の知識・経験ともに豊富な、インビザラインプラチナプロバイダー認定医も在籍しております。
気になることや疑問があれば、LINEやお電話からお気軽にご相談くださいね!