こんにちは!
神奈川県横須賀市安浦町にある、横須賀Sun&Ocean矯正歯科です。
芸能人や友人などが歯並びを治してから、急に美人に見えたり、さわやかに見えたりした経験はないでしょうか?
歯並びが綺麗だと、印象がグッと良い方向に変わりますよね!歯並びは、見た目の印象を大きく変えます。
ただ、綺麗な歯並びは「見た目」以外にも大きなメリットがあるのです。
この記事では、歯並びが綺麗なだけで得する6つのメリットや綺麗な歯並びの条件、悪い歯並びを放置すると引き起こるリスクについても紹介します。
CONTENTS
歯並びが綺麗だと得られる6つのメリット
歯並びが綺麗だと、見た目がより美しくなるのはもちろん、それ以外にもお口や全身の健康、生活の質の向上にも繋がります。
ここでは、歯並びが綺麗だと得られる6つのメリットを紹介します。
①多くの歯を残せるため「健康寿命」が伸びる
日本は男女ともに年々平均寿命が伸びていますが、やはり気になるのは「健康寿命」ですよね。
健康寿命とは、「介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる」年齢のことです。
歯列矯正で歯並びを改善することで、悪い歯並びによるお口のトラブルを予防でき、多くの歯を健康な状態で残しやすくなります。
歯が多く残っていれば、食事から栄養が摂りやすいのはもちろん、よくかめることで体のバランスが取りやすくなったり、脳や神経にも影響を与え、認知症予防ややる気の向上にも繋がり、より長く健康な毎日を過ごせます。
②生涯食事がおいしく食べられる
日本歯科医師会は「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という2080(ニイマルハチマル)運動を推進しています。
これは、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込められた啓発活動です。なぜ20本なのかというと、80歳までに自分の歯が20本あれば、ほとんどの食べ物をおいしく食べられるからです。
もし、重度な歯の重なりのある歯列不正であれば、お口のトラブルが発生するリスクが高く、80歳で20本の歯を残すのは難しいでしょう。
しかし、歯並びが綺麗だと、多くの歯を残しやすく生涯おいしく食事ができるため生活の質も向上します。
とくに、年齢を重ねると食事がおいしく食べられることは楽しみの1つでもあり、ワクワクしたり家族とのコミニケションをとる手段にもなったりするため、生きがいにも繋がります。
③清潔感があり自信をもって笑える
学校や職場をはじめ、特に面接やオーディションなど、人生において容姿が与える印象が良い方がメリットになる場面もあります。
歯並びが整っていることで、「清潔感」や「知性」を感じられ、周囲に好印象を与えることが期待できます。
また、歯並びにコンプレックスがある場合、口元に自信がなく思いっきり笑えないケースもあります。歯並びを綺麗にすることで、口元を気にすることなく自分に自信をもって笑えるようになります。
④虫歯・歯周病になりにくい
歯並びが綺麗だと、歯の凸凹がなく歯磨きがしやすいのはもちろん、歯列不正によるお口のトラブルが起こりにくくなります。
たとえば歯並びが悪いと、強くあたる特定の歯に負担をかけて歯周病の進行を早める可能性もあります。
⑤免疫力が上がる
歯並びが悪く食べ物をしっかりかめないと、胃腸に負担をかけるだけでなく、やわらかくて食べやすい食事ばかりを自然と選んでしまうでしょう。
歯並びを改善して快適にかみ合わせることができれば、食事を思いっきり楽しめるようになり、そうなるとかむ回数も増えます。
しっかりかめれば、唾液の出る量も増え、唾液の抗菌作用による免疫力アップにも繋がります。
⑥顔のバランスが整う
かみ合わせが悪いと、顔の筋肉に歪みが出てくることがあります。
しかし、歯列矯正によってかみ合わせが良くなれば、筋肉の歪みが改善されて輪郭が整います。
場合によっては、顔がスッキリして小顔になったように見えることもあります。
「歯並びが綺麗」の条件は何?
では、実際「歯並びが綺麗」といわれる条件とは、何なのでしょうか。
綺麗な歯並びの条件は、以下の3つです。
- 左右対称
- 上下の歯のかみ合わせが良い
- 重なりがない
綺麗な歯並びは、上の前歯が下の前歯よりも2~3mm前方に出ていて、歯の向きや大きさが左右対称であることが条件です。
そして、歯の位置のねじれや、重なりがないことも歯並びが綺麗な条件に入ります。
⇒歯列不正について詳しく知りたい方は、【歯並びが悪い原因や影響は?6つの歯列不正と矯正治療のメリットとは】をご覧ください。
悪い歯並びを放置するとどうなる?考えられる3つのリスク
歯並びが綺麗だと多くのメリットを得られますが、悪い歯並びを放置するとどうなると思いますか?
悪い歯並びが及ぼす3つのリスクは、以下の通りです。
- 虫歯・歯周病・口臭のリスク
- いびき・睡眠時無呼吸症候群のリスク
- 二重あご・シワ・ほうれい線ができやすくなる
歯並びが悪いとお口のトラブルが起こりやすく、いびき・睡眠時無呼吸症候群のリスクもあります。
下あごが小さい場合や、後退している場合、かみ合わせが深いなど、口の中の容積が小さいと、舌は後ろに押し出されやすくなり、気道が狭くなって睡眠時無呼吸症候群を発症する原因となります。
また、たとえ太っていなくとも、悪いかみ合わせによるあごのズレや、舌の誤った位置による筋力低下は二重あごの原因になります。
さらに歯並びが気になって笑うことが少なくなると、表情筋が衰えて、シワやほうれい線ができやすくなることもあります。
歯並びを綺麗にする治療法
歯並びをきれいに治す方法として、「ワイヤー・ブラケットによる矯正」や「マウスピース矯正」があります。
それぞれの特徴を紹介します。
ワイヤー・ブラケットによる矯正
歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる矯正装置を取り付け、矯正用ワイヤーを通し、動かしたい方向に適切な力をかけることで歯を移動させます。
適応範囲が広く、さまざまな歯並びの症例の治療ができます。
ただ、ワイヤーや矯正装置が目立ちやすく、取り外し式ではないため固いものや引っつきやすい食べ物を制限されることが多いです。
マウスピース矯正
透明なマウスピースをつけて、歯並び改善をする方法です。マウスピースは透明なので、矯正をしていても周りに気付かれにくいというメリットがあります。着脱式で食事や歯磨きの際には取り外せるため、普段とほぼ変わらず食事や歯磨きができます。
また、成長期のお子さんであれば、筋機能矯正装置を用いたマウスピース矯正も対象となります。
筋機能矯正トレーニングを行うことで、こどもの歯並びを悪くした原因である口呼吸・舌の悪い癖・飲み込みの悪い癖・姿勢を改善し、あごを正常に発育・成長させて、正しいきれいな歯並びに導けます。
お子さんの歯列不正は早めに対策を
小さなお子さんのうちはまだ成長途中で、正しい成長に誘導することで無理なく理想のあごの骨格へと導けます。
日々の生活習慣による悪い癖が歯並びを悪くしてしまう前に、正しい成長に誘導してあげることが重要です。お口の筋肉の使い方を正しくすることで、本来のお子さんの健康的な成長の流れに戻し、生涯自分の力で歯並びも維持できるように目指すことができます。
また、歯並びが悪いことによるお口のトラブルや全身への悪影響も未然に防げるため、早期に悪い歯並びの原因の対処をすることはメリットが大きいです。
健康になった体と心でお子さんが大きな夢を目指し、元気に笑顔で活動ができるように親御さんが支えてあげることで、さらにお子さんの未来や可能性が大きく開けていきます。
まとめ
歯並びが綺麗だと、見た目が良くなる以外にも、多くのメリットがあります。またその反面、悪い歯並びを放置しておくと、さまざまなお口のトラブルや、全身への悪影響を及ぼす可能性があります。
大人の方ももちろん、とくにお子さんの歯並びで気になることがあれば、早めに対処してあげることがお子さんの大切な将来を守ることにも繋がります。