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矯正治療中は痛いって本当?食事が食べられないのはいつまで続く?

矯正治療中は痛いって本当?食事が食べられないのはいつまで続く?

こんにちは!

神奈川県横須賀市安浦町にある、横須賀Sun&Ocean矯正歯科です。

「矯正治療中に痛いと感じて、食事が食べられないという噂は本当?」「食事中に噛んだときの痛みはいつまで続く?」「矯正治療中の食事のコツはある?」など、矯正治療中の食事に関してさまざまな悩みや、疑問をもっている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、矯正治療中は痛くて食事が食べられないのは本当なのか、痛みがいつまでつづくのか、さらに矯正治療中の食事のコツまでをご紹介していきます

また矯正治療器具のなかには、痛みを軽減できる矯正器具もありますので、痛みが心配で矯正治療を躊躇しているという方も、ぜひ参考にしてみてください

CONTENTS

矯正治療中に食事をすると痛いのはなぜ?食べられないのはいつまで続く?

矯正治療中に食事をすると痛いのはなぜ?食べられないのはいつまで続く?

矯正治療中の食事といえば、「食事をするのも耐えられないほど痛い」という噂を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

もちろん、「矯正治療中のすべての人が、食事中に痛くて食べられない」というわけではありませんが、この噂の真相がどうかなのか気になりますよね。

そして、「実際に今、矯正治療中で痛いと感じていて食事が食べられない」という方の場合は、何が原因で、いつまでこの痛みは続くのかと非常に不安な日々を過ごされているかと思います。

矯正治療中に痛いと感じ、食事が食べられない主な原因は以下の通りです。

それぞれの原因について紹介していきます。

  • ①矯正治療で歯が動く痛み
  • ②矯正器具による口内炎の痛み
  • ③食べ物を噛むことによる刺激

①矯正治療で歯が動く痛み

ブラケット矯正とは

矯正治療中は、歯に圧力を加えることで歯を動かしていきますが、この際に食事をすると歯に痛みを感じることがあります。

歯が動くと痛い理由は?

歯は「歯槽骨」という骨のなかに埋まっているのですが、歯を動かす際には、圧力を加えた方向の骨を溶かしたり新しく作ったりすることで歯が移動していきます。

この歯が動いて骨が溶ける際に、「痛い」と感じることがあります。ひどい場合は、「食事ができないぐらい痛い」と感じる方もいらっしゃいます。

いつまで痛くて食べられない?

ただし、歯が動く際の痛みは、矯正器具をつけた数日程度は続きますが、歯が意図していた箇所まで移動してしまえば圧力がかかることはなくなるため、およそ1週間程度で痛みは治まります

つまり、矯正器具を装着して2~3日程度が痛みのピークのため、食べられる食事が制限されることもありますが、それ以降は次第に痛みが落ち着いてくるというわけです。

これは、矯正器具の違いによるものや、個人差もありますが、毎回矯正器具の調整・交換をしてから約1週間程度は、食事中に歯を噛みしめた際に、歯が浮いているような鈍い痛みを感じやすくなります

ただし、歯並びがある程度整い、歯の移動量が少なくなれば、調整後の痛みも次第に少なくなります。

②矯正治療中の口内炎の痛み

矯正治療中の口内炎の痛み

矯正治療中には、口内炎もできやすくなることも多く、それによって食事が食べられないと感じる方もいらっしゃいます

矯正治療中の口内炎については、以下の記事にて詳しく解説しておりますので、ぜひチェックしてみてください。

③食べ物を噛むことによる刺激

食べ物を噛むことによる刺激

矯正治療中は歯を動かしているため、歯が敏感な状態で、常に噛み合わせも変わっています。

そのため、痛いとまではいかなくても、食事中噛むと違和感があったり、食事のしにくさを感じることもあります

たとえば、歯が敏感な状態で「噛み応えのある食事」を摂ると、それが刺激となって痛みを感じたり、「お肉の筋や繊維質の多い野菜」などでは、矯正器具や歯と歯の間につまってさらなる不快感を招いたりします。そのため、矯正治療中は食事にも配慮が必要です

矯正治療中に食べても痛みを感じにくい食べ物はある?

矯正治療中に食べても痛みを感じにくい食べ物はある?

矯正治療中は、歯が敏感な状態のため噛むと痛いときもありますが、栄養はしっかり摂らなくてはいけません。

そのため、矯正治療中でも食べても痛みを感じにくい、以下のような食べ物を摂る等の工夫をする必要があります。

①あまり噛まなくても食べられるやわらかいもの
②矯正器具に挟まりにくいもの
③すり下ろしや小さくカットしたもの
④水分を多く含む食材
⑤口内炎予防のビタミンB2やB6を含む食材

①あまり噛まなくても食べられるやわらかいもの

矯正治療中は、あまり噛むのに圧をかけなくても食べられる「やわらかいもの」であれば、痛みを軽減させられます。

以下のような食べ物であれば、やわらかくて食べやすいです。

  • ふわふわ食感のパン・・・生食パン等
  • 卵料理・・・スクランブルエッグ、オムレツ
  • ひき肉料理・・・ハンバーグ、肉団子
  • 煮物・・・白身魚の煮物(ホロホロになるまで煮込んだもの)
  • マッシュポテト

②矯正器具に挟まりにくいもの

矯正治療中は、筋があって矯正器具に挟まりやすいような食べ物は避けた方が良いでしょう。

たとえば、鶏肉には繊維があるため、鶏ひき肉を使った料理に変更したり、マグロの刺身も繊維があるため、たたきにして食べたりなどの工夫をしましょう。また刺身であれば、筋が少ない「サーモン」や「ホタテ」などもおすすめです。

③すり下ろしや小さくカットしたもの

通常の状態では固いような食材でも、すり下ろしたり小さくカットしたりしたものであれば、食べる際の痛みを軽減しつつ、栄養素も補うことができます。

たとえば、固いリンゴや大根はすり下ろしたり、野菜は小さくカットするかブレンダーで滑らかにしてスープにしたり、スムージーなどを作ったりするのもおすすめです

④水分を多く含む食材

同じ栄養素をもつ食材でも、水分を多く含む食べ物であれば矯正治療中でも食べやすいでしょう。

たとえばタンパク質であれば、肉よりも豆乳・豆腐などの方が痛みを感じにくく摂取できます。

また、どうしても痛みがつらい際は、「おかゆ」や「やわらかく煮たうどん」などが食べやすいです。

⑤口内炎予防のビタミンB2・B6を含む食材

口内炎予防のビタミンB2・B6を含む食材

矯正治療中は、口内炎にもなりやすいため、予防的にビタミンB2・B6を含む食材を摂っておくことも大切です

ビタミンB2・B6は「口内炎の予防・回復を早める」効果が期待できます

  • ビタミンB2・・・卵、海苔、ワカメ、レバー、マッシュルーム
  • ビタミンB6・・・にんにく、マグロ、鮭、バナナ、じゃがいも

ビタミンB2では、「卵料理」や「ワカメを細かく刻んだ味噌汁」など、ビタミンB6では「バナナスムージー」や「鮭の雑炊」、「マグロのたたき」などもおすすめです。

矯正治療中の痛みを軽減するには「マウスピース矯正」がおすすめ

矯正治療中の痛みを軽減するには「マウスピース矯正」がおすすめ

食事は毎日欠かさず摂取するものですから、痛みがあるとつらいですよね。

矯正治療器具のなかには、痛みを抑えられるものもあります。

それは「マウスピース矯正」で、矯正治療中に痛いと感じて食事が食べられない原因となる「歯が動くときの痛み」が少ない矯正器具です。「マウスピース矯正」はAIのシミュレーションにより歯や骨に負担がかからないように歯を動かす量がしっかり計算されているため、痛みを抑えられます。

矯正治療の痛みが心配だという方は、マウスピース矯正を検討してみることをおすすめいたします

まとめ

まとめ

矯正治療中に歯が痛いと感じ、食事が食べられないのはとてもつらいことです。ですが、その痛みは一時的なもののため、食事等を工夫しながら乗り越えていきましょう。

ただし、どうしても耐えられないほどの痛みがある場合は、無理せず歯科医院へ相談しましょう。

また、矯正器具のなかには、痛みを軽減できる「マウスピース矯正」もあります。

当院でもマウスピース矯正を取り扱っており、もし「痛みが心配」、もしくは「今ブラケット矯正をしているけれど、痛みに耐えられない」などのお悩みがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください

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