BLOG
お口の知識

歯列矯正で痛いと感じる4つの原因って?痛みがある際の対策まで紹介

歯列矯正で痛いと感じる4つの原因って?痛みがある際の対策まで紹介

こんにちは!

神奈川県横須賀市安浦町にある、横須賀Sun&Ocean矯正歯科です。

ネットの噂や、歯列矯正をしている知人から「矯正は痛い」という話を聞き、痛みが心配で歯列矯正まで一歩踏み出せない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際のところ、「歯列矯正で痛みがあった」という方はいらっしゃいます。

しかし、歯列矯正の痛みには対処法があったり、現在は痛みが少ない歯列矯正の種類もあったりするため、痛みが心配な方でも気軽にはじめられます

そこで今回は、歯列矯正で痛いと感じる4つの原因や、痛みがあるときの対処法までをご紹介していきます。さらに、痛みが心配な方でもはじめやすい「痛みの少ない歯列矯正」の種類についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

CONTENTS

歯列矯正中に痛いのはなぜ?考えられる4つの原因

では実際に、矯正治療中に痛いと感じる原因についてお話していきます。

矯正治療中に痛いと感じるのは、主に以下のような4つの原因が考えられます。

  1. 歯が動くときの痛み
  2. 口の中が傷つくことによる痛み
  3. ものを噛むときの痛み
  4. むし歯や歯周病の進行による痛み

それぞれの原因について、詳しく紹介していきます。

①歯が動くときの痛み

歯列矯正では、ワイヤーやマウスピースなどの矯正装置を活用して歯を動かすことで歯並びを整えています。そのため、歯を動かす方向へと、圧力をかけていく必要があります。

痛みはその圧力によって感じやすく、なかでも最も圧力が強くかかるのは、最初に矯正装置をつけたばかりのときや、適宜歯を動かすために行う「ワイヤー調整」や「マウスピース交換」をしたばかりのときです。

基本的には、歯が順調に動くと、ほとんどの方が矯正装置をつけて1~3日ほどで痛みが落ち着きます

目的の位置まで歯が動ききれば、圧迫感も次第になくなっていきます。ただし、痛みの感じ方には、個人差があります。

②口の中が傷つくことによる痛み

口の中が傷つくことによる痛みは、主に「ワイヤー矯正」で起こる痛みです。

口の内側の粘膜はとてもやわらく、ちょっとしたことで傷つきます。

ワイヤー矯正とはその名の通り、「ワイヤー」を使うため、ワイヤーが頬や口唇の粘膜にあたって傷がついたり、口内炎ができたりしてしまうことがよくあります。

また、裏側(舌側)ワイヤー矯正の場合は、歯の内側に装置がついているため、舌にあたって痛みを感じることがあります。

③ものを噛むときの痛み

矯正装置によって圧力がかかって動かされている歯は、歯を支えている骨を溶かしたり新しく作ったりを繰り返すことで歯が動いていきます。

その際に痛みが生じるのですが、この動いている間の歯はとても敏感です

食事でものを噛んだり、何かしらの拍子に歯に強い力がかかったりすると、その衝撃で痛みを感じることがあります。ただし、こちらの痛みも、痛みの程度は個人差があり、強く噛んでも痛みがまったくないという方もいます。 

④むし歯や歯周病の進行による痛み

装置をつけていると、どうしても口の中が不衛生になりがちです。

とくにワイヤー矯正の場合は、ワイヤーと歯の表面につけているブラケット周辺にとても汚れが溜りやすいです。

基本的には、定期的に歯科医院で歯の動きのチェックや、調整をしてもらうので、急に大きな虫歯や重度の歯周病に進行していた、ということはないかもしれませんが、しばらく通院できないなどの場合であれば要注意です。

虫歯や歯周病が進行すると、痛みが出る可能性があることはもちろん、虫歯や歯周病があると治療に遅れが出てしまうため、痛みがあればなるべく早く歯科医院へ連絡しましょう

歯列矯正で痛いときの対策

では、歯列矯正で痛いと感じるときに、痛みを和らげるためにはどうのように対策したらいいのでしょうか。

ご自身でできる対策としては、ワイヤー矯正の装置が粘膜にあたって痛みがあるときの対策です。

これには、歯科用の「ワックス」を使用します。ワックスを少しちぎって丸め、痛みを感じる原因となっている装置の部分に押しあててつけます。すると、粘膜へのあたりがマイルドになり、痛みを軽減できます

ただし、明らかに大きくワイヤーが飛び出ている、外れている、ワックスをつけてもまだ痛いなどの不具合がある場合は、まずは歯科医院への連絡が必要ですまた、歯が動いているときは痛みを感じやすいので、噛み応えのある食事を控えることも対処法の一つです。

その他、患者さんでは対処ができませんが、ワイヤー矯正であれば太いワイヤーから細いワイヤーにかえるなど、歯を動かす圧力を弱めれば歯にかかる負担も減るため、痛みを抑えることができます。

痛みが心配な方は「マウスピース矯正」がおすすめ!

ワイヤー矯正、マウスピース矯正ともに歯を動かすため、少なからず痛みが出る可能性はあります。

しかし、そのなかでもマウスピース(インビザライン)矯正の場合は、予めシミュレーションを行い無理のない歯の移動量で設計ができるため、痛みが少ないことが特長です。

さらに、マウスピース矯正の場合は、ワイヤー矯正のようにワイヤーが外れたり、粘膜を傷つけたりすることもないため、歯列矯正での痛みが心配な方は、「マウスピース矯正」がとてもおすすめです。

また、マウスピース矯正は透明で目立ちにくく、取り外しができて食事や歯磨きもしやすいなど、「痛みが少ない」以外のメリットが多いことも特長の一つです。さらにお子さんのインビザライン矯正では、「口腔トレーニング」も希望に応じて併用(オプショントレーニング)できるため後戻りを防ぎ、健康にも導けるメリットもあります。

⇒インビザラインについて詳しく知りたい方は、【インビザラインとは?おすすめの人やメリット・デメリットを紹介】をご覧ください。

まとめ

まとめ

歯列矯正は歯を動かす治療であるため、まったく痛みがないということはないでしょう。

歯列矯正で痛みがあれば、なるべく早く歯科医師に相談することが大切です。また、痛みが心配な方は、予め「痛みが少ない」歯列矯正の種類を選ぶことも対策の一つです。

マウスピース矯正(インビザライン)では、「痛みが少ない」ことが特長の歯列矯正です。シミュレーションで無理のない歯の移動量で設計ができるため、痛みを抑えられます。

横須賀Sun&Ocean矯正歯科でも、この「インビザライン矯正」を行っております。目立ちにくく食事がしやすいなどメリットの多い歯列矯正です。気になる方は、ぜひ当院へご相談ください。

ピックアップ