歯の矯正の値段は高校生や中学生ならいくら？お金がなくてもはじめられる？

こんにちは！

神奈川県横須賀市安浦町にある、横須賀Sun&Ocean矯正歯科クリニックです。

歯並びが気になって歯の矯正をしたいと思うけれど、歯列矯正ってお金がかかるイメージだし、親に負担かけたくない…と悩まれている中学生や高校生の学生さんもいらっしゃるのではないでしょうか？

また、なかには「子どもの歯列矯正だから大人よりも安くできるんじゃないかな？」と、バイト等で貯めたお金で治療費を払えるならやりたい！と思われている学生さんもいらっしゃるのではないでしょうか？

そこで本記事では、そんな歯の矯正の値段が気になる学生さんのために、高校生や中学生では歯の矯正の費用がどのぐらいかかるのかや、高校生や中学生でも支払いができるのかについて紹介していきます。

高校生や中学生で歯の矯正をする場合の費用について詳しく知りたいという方は、ぜひ本記事をお読みいただき、歯列矯正に関する疑問や不安を一緒に解決していきましょう！

【種類別】高校生・中学生の歯の矯正の値段はどのぐらい？

結論から申し上げますと、歯の矯正の値段は中学生や高校生だったとしても、「大人の歯列矯正の相場」と同じくらいかかると考えてよいでしょう。

これは、およそ13歳頃には大人と同じように「永久歯」が生え揃い、大人と同じ矯正装置を使用して治療を行っていくためです。

ただし、中学生の場合は下顎がまだ成長段階のため、顎の成長を考慮しながら矯正治療を進めていく必要はあります。

マウスピース矯正をする場合の費用相場

マウスピース矯正は、透明で目立ちにくいマウスピース型の矯正装置を使用し、順番に新しいマウスピースに交換していくことで、歯並びを整えていく矯正治療法です。

このマウスピース矯正の値段の目安は、下記の通りです。

マウスピース矯正の種類	値段相場
部分矯正	30～80万円
全顎矯正	60～120万円

ワイヤー矯正をする場合の費用相場

ワイヤー矯正は、歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる四角い装置を接着し、そこに「ワイヤー」を通すことで歯に矯正力をかけて、歯並びを整えていく矯正治療法です。

ワイヤー矯正には、

• 表側矯正…「歯の表側」に装置をつける
• 裏側矯正…「歯の裏側」に装置をつける

などの種類があります。

ワイヤー矯正の値段相場は、下記の通りです。

「部分矯正」の種類	値段相場
表側矯正	30～60万円
裏側矯正	40～70万円

歯の矯正にかかる値段は高校生や中学生でも払える？

歯の矯正にかかる値段は、歯並びの状態にもよりますが、少なくとも数十万円はかかります。

そのため、この高額な費用を高校生や中学生が支払うのは実際のところ難しく、少なからず親の手は借りることになるでしょう。

とはいえ、下記のような工夫をすることで、多少なりとも親への負担を減らしながら支払いをすることは可能です。

親にローンを組んでもらって少しずつ返済する

大人が歯の矯正をする場合、たとえ矯正にかかる費用を「一括」で支払うのが難しかったとしても、

• カードローン
• デンタルローン（歯科専用のローン）
• 歯科医院が独自に設定している分割払い（※取り扱いのない歯科医院もあります）

などを活用して、無理のない範囲の分割払いで支払いをすることが可能です（※審査を通った場合）。

しかしながら、高校生や中学生の場合、自分でローンを組むことが非常に難しいです。

なぜなら、ローンを契約するためには、「安定した収入がある」ことが必須条件だからです。

たとえ、アルバイトをしていたとしても、学生さんはあくまで学業が本業。

そのため、収入に変動がある可能性が高く、審査に通らないことが多いのです。

「どうしても親に負担をかけたくない」ということであれば、親に代わりにローンを組んでもらって、バイトでお金を貯めながら、少しずつ親に返済していくという方法を検討してみると良いでしょう。

お金を貯めてから治療をはじめる

「親にローンを組ませることなく、自分で支払いたい！」という学生さんは、バイト代やお年玉、お小遣いなどのお金を自分で少しずつ貯めていって、想定金額までお金が貯まってから歯の矯正をはじめるという方法もあります。

これなら、親にローンを組んでもらう必要がなく、一括払いが可能です。

ただし、歯の矯正は成人してからよりは、成長期のお子さんの時期に行った方が歯が動きやすい傾向にあります。そのため、お金を貯めるのを待っていると、その最適なタイミングを逃してしまう可能性もあります。

もし親御さんのサポートを受けられるようなら、一度「出世払いするので、ローンを代わりに組んでもらえないか？」など、相談してみるのも良いでしょう。

中学生や高校生の歯の矯正にかかる値段を、少しでも安くする方法はある？

中学生や高校生の学生さんにかかる歯の矯正の値段を、少しでも安くしたいと思われる方も、少なくないかと思います。

これは、大人の歯の矯正でもいえることですが、下記のようなケースが適応となれば、歯の矯正にかかる費用を、通常より抑えられることもあります。

「医療費控除」が適応となれば、費用を軽減できる

1年間の医療費が高額になった場合に、所得税から一定額を差し引ける「医療費控除」が、歯の矯正で適応となれば、費用を軽減することが可能です。

この「医療費控除」は、審美目的の歯の矯正では適応できませんが、噛むという機能面を改善するために必要な治療だと認められれば、「医療費控除」の適応となります。

詳しくは、下記の記事もご参照ください。

歯の矯正が「保険適応」になる症例もある

歯の矯正では、一定の条件を満たせば「保険」が適用できるケースもあります。

例を挙げると、厚生労働大臣が定める疾患や、外科処置を伴う「顎変形症」等の疾患が認められるケースでは、歯の矯正が保険適応になります。

こちらも詳しくは、以下の記事をご参照ください。

高校生や中学生の場合、歯の矯正の値段は大人と同じ料金設定であることがほとんどです。

しかしながら、料金は同じでもお子さんの場合は大人よりも歯が動きやすく、この時期でしか得られない効果もあります。

さらに、歯並びや噛み合わせが悪いとお子さんが歯に対するコンプレックスで悩んだり、しっかり噛めないことで身体にも悪影響を及ぼしたりなど、さまざまなデメリットもあるため、早めに対策を考えておくことをおすすめいたします。

当院では、中学生や高校生などの学生さんの歯の矯正も行っております。

CT等の最新の設備が整った環境で、お子さんの歯列矯正の実績や知識が豊富な矯正医が、カウンセリングからアフターフォローまで一貫して担当いたします。

費用面のお悩みはもちろん、中学生や高校生にはどのような治療法を行えばいいのかなど、歯列矯正のお悩みがあれば、ぜひお気軽に当院へご相談くださいね！