こんにちは!
神奈川県横須賀市安浦町にある、横須賀Sun&Ocean矯正歯科です。
インビザライン矯正を検討しているけれど、「インビザラインで滑舌が悪くなる」という噂を聞いて、仕事や日常生活に支障が出たらどうしようと不安に思っている方も多いのではないでしょうか?
確かにインビザライン矯正(マウスピース矯正)では、口の中にマウスピースを入れるため個人差はありますが、慣れるまでは違和感を覚えたり滑舌が悪くなったりすることはあります。ですが、基本的に滑舌が悪くなってしまうのは、装着しはじめの一時的なもので徐々に慣れてきます。
本記事ではそんなインビザライン矯正の滑舌が気になっている方に、インビザライン矯正で滑舌が悪くなる原因や、その対処法までを詳しく紹介していきます。
CONTENTS
インビザライン矯正中は滑舌が悪くなるって本当?
インビザライン矯正は、透明で目立ちにくいマウスピースが魅力ではありますが、口の中にマウスピースを入れたら「滑舌が悪くなるのでは?」と心配されている方も多いでしょう。
実際のところ、どうなのでしょうか?ここでは、インビザライン矯正中の滑舌について詳しくご説明いたします。
【慣れるまでの辛抱!】インビザラインは他の矯正方法と比べると滑舌は悪くなりにくい
インビザライン矯正では、今までなにも入れていなかったお口の中に急に「マウスピース」を入れるわけですから、個人差はありますが違和感を覚えたり、滑舌が悪くなったりしてしまうリスクがあります。
しかしながら、ワイヤーやブラケットを使用した従来からある歯科矯正「ワイヤー矯正」と比べると、マウスピースの装置は非常に滑らかで、圧倒的に違和感が少なく滑舌も悪くなりにくいのが特長です。
ほとんどの方が数日~2週間もあれば、口の中の変化にも順応して滑舌の悪さを感じなくなる場合が多いです。インビザライン矯正をはじめてからあまり時間が経っていないという方は、慣れるまでしばらく様子を見てみると良いでしょう。
芸能人もマウスピース矯正をしながらTVでしゃべっています!
最近ではInstagramやYouTubeなどで、芸能人が「インビザライン矯正をはじめました!」と公表することも多く、TVでも芸能人がマウスピースを装着しているところをよく目にします。マウスピースを着けてTVに出ている芸能人の方も、違和感なくしゃべっておられました。
また、インビザラインをしながら仕事をしていた当院スタッフも、問題なく患者さまとお話していました。
そのためインビザライン矯正は、しゃべることをお仕事にされている方や芸能人の方でも、はじめやすい歯科矯正方法でもあります。
【なぜ?】インビザライン矯正で滑舌が悪くなる4つの原因って?
インビザライン矯正は、慣れてくると滑舌の悪さを感じなくなることがほとんど。ですがそもそも、なぜマウスピースを装着することで、滑舌が悪くなったと感じるのでしょうか?
インビザライン矯正で滑舌が悪くなる原因は、以下の4つです。
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まずは、原因を知ることからはじめましょう。
1. 舌がマウスピースに当たるため
インビザライン矯正で使用するマウスピースは、表面がとても滑らかで歯にもしっかりフィットします。しかし、いくらマウスピースが滑らかでフィットしているとはいえ、口の中ではマウスピース分の厚みが増えて、舌にマウスピースが接触しやすくなります。
じつは「舌」は発音に大きく関与しており、発音時に「舌」が関係する、サ行、タ行、ラ行、ナ行などは滑舌が悪くなりやすいです。
これはマウスピースを装着することで、今まで発音時に舌をあてていた箇所の形態が急に変わるためです。そのためマウスピースにまだ慣れていない間は、発音しにくくなってしまうのです。
2.マウスピースが正しく装着されていないため
マウスピースを正しく装着できてないと、シミュレーション通りに歯を動かせないだけではなく、滑舌が悪くなる原因にもなります。これはマウスピースが浮いている状態だと、舌のあたりが変化するためです。
つまりしばらくマウスピースを使用して滑舌の悪さを感じなくなっても、正しく装着されていなければ、再度滑舌が悪くなるリスクがあります。そのためマウスピース装着時には、シリコンのチューブ「チューイ」を使って正しい位置でしっかり装着しましょう。
また「チューイ」を使ってもマウスピースが浮いて入らないような場合は、シミュレーションとズレが生じている可能性や、マウスピースが変形してしまっている可能性があります。早めに担当矯正医に相談しましょう。
3.慣れないうちは口が開きやすくなり口の中が乾燥するため
インビザラインのマウスピースに慣れるまでは、装置が口の中に入っていることでやや口が閉じにくくなり、無意識に口が軽く開いてしまうことがあります。そうなると口の中が乾燥しやすくなり、唾液が減少します。
じつは唾液には、潤滑油のような働きをする「潤滑作用」があります。この作用には、舌が滑らかに動いて発音を助ける役割があります。つまり唾液が減少すると、少なからず滑舌に影響を与えてしまうリスクがあるのです。
4.気にし過ぎなことも…
インビザライン矯正ではじめて口の中にマウスピースを入れるという方は、違和感を覚えたり滑舌が悪くなったりすることがあります。しかし本人はしゃべりにくさを感じていても、意外と周囲からはいつもと違いがほとんどわからないというケースもあります。
とはいえ、それでもどうしても気になるという方もいらっしゃるかと思います。
そのときは一度、友人や家族などにマウスピース装着前後の違いを確認してもらったり、それでもまだ気になるという方は、会話を録音して装着前後の違いを聞き比べてみても良いでしょう。
【よくある疑問】インビザラインって舌に当たると…痛い?
「インビザラインは舌に当たると痛い」という噂を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
先程もお話したように、インビザラインのマウスピースの表面は滑らかなので、舌が当たって痛いといったことはほとんどなく、口内炎もできにくい歯科矯正方法でもあります。
ただしまれに、舌にマウスピースが当たって痛むことがあります。これは、使用中のマウスピースが変形していたり、不適合なマウスピースを装着していたりすることが原因であることが多いです。
またこちらもごくまれに、インビザラインのマウスピースの製造段階で、研磨が不十分なことが原因で舌に当たって痛みがでるケースもあります。どちらにせよ、正常であれば「インビザラインで舌に当たっていたい」ということはないため、痛みがある場合はなるべく早く担当矯正医に相談しましょう。
インビザライン矯正中に滑舌が悪いときの対処法はある?
インビザライン矯正中は、もし滑舌が気になっても、早ければ数日でマウスピースにも慣れて、滑舌の悪さも解消されていくことがほとんどです。
しかしながら、それでも仕事の関係上なるべく早くマウスピースに慣れて滑舌の悪さを改善したいという方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、マウスピースを装着した状態でたくさんしゃべる練習をしましょう。練習をすることで、舌がマウスピースの厚みに慣れるのを早められます。
また早口言葉を繰り返し練習したり、「サ行・タ行・ラ行・ナ行」など滑舌が悪くなりやすい言葉を発音できるように練習したりするのもおすすめです。
まとめ
インビザライン矯正では、慣れるまでは滑舌に影響が出るものの、慣れてくれば次第に気にならなくなってきます。
しかしながら、マウスピースの状態によってまれに滑舌が悪くなったり、舌に痛みが出たりといったトラブルが生じる可能性もあるため、もし問題があった場合は早めに担当矯正医に相談しましょう。
横須賀Sun&Ocean矯正歯科では、インビザライン矯正中のトラブルが起きた場合にも対応できる体制が整っており、電話はもちろん公式LINEからも相談いただけます。些細なことでもご相談していただけるので、安心してインビザライン矯正を進めることができます。