こんにちは!
神奈川県横須賀市安浦町にある、横須賀Sun&Ocean矯正歯科クリニックです。
歯茎が見え過ぎてしまう「ガミースマイル」がインビザライン矯正でも治ると聞き、実際のところどうなんだろう、と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、このガミースマイルがインビザラインで治せるのかや、なぜガミースマイルになってしまうのかをお話ししていきます。
ガミースマイルにお悩みの方は、ぜひ本記事をお読みいただき、インビザラインに関する疑問や不安を「インビザラインプラチナプロバイダー認定医」の当院と一緒に解決していきましょう!
CONTENTS
そもそもガミースマイルって?
そもそもガミースマイルとは、笑ったときに上の歯茎が見える面積が大きい口元のことをいいます。
この歯茎の見える面積は、具体的には3mm以上歯茎が見えてしまう状態のことです。
ガミースマイルは、人によっては「かわいらしい」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、歯茎が見え過ぎる口元にコンプレックスを感じている方も多くいらっしゃいます。
これにより、笑うときに口元を隠すようになったり、笑うのが苦痛になったりと、心にも悪影響を及ぼすケースもあります。
ガミースマイルの原因
では、どうしてガミースマイルになってしまうのでしょうか?
その原因についても、確認しておきましょう。
歯並び・噛み合わせによるもの
歯並びや噛み合わせが原因となり、ガミースマイルになることがあります。
具体的には、出っ歯(上顎前突)・過蓋咬合(深い噛み合わせ)の場合に、ガミースマイルになりやすいです。
出っ歯(上顎前突)の場合
上顎が前方に突出することで唇が出っ張り、歯茎を覆い隠しにくくなるためガミースマイルになりやすくなります。
過蓋咬合(深い噛み合わせ)の場合
上の歯が下の歯に大きく覆いかぶさっている、深い噛み合わせのことを「過蓋咬合(かがいこうごう」といいますが、上の歯が下方に伸び過ぎている場合、笑ったときに歯茎が見えやすくなってしまいます。
骨格によるもの
骨格がガミースマイルの原因となることもあります。
たとえば、
- 縦に長い上顎の形が遺伝した
- (顎の成長期の口呼吸等が原因となって)後天的に上顎が下方へ成長した
などといったケースも、上顎の歯茎が見えやすくなる原因のひとつとなります。
お口まわりの筋肉によるもの
上唇を引き上げる筋肉「上唇挙上筋」が発達し過ぎることで、笑った時に唇が必要以上に上がってしまい、ガミースマイルになることがあります。
歯・歯茎の大きさによるもの
歯・歯茎の大きさによって、ガミースマイルになってしまうこともあります。
歯茎が原因の場合
歯茎が発達し過ぎることで、歯茎が歯を覆う面積が広くなってしまうため、歯茎が目立ちやすくなります。
歯の場合の場合
歯の大きさ(縦の長さ)が小さいことで、相対的に歯茎が長く見えてしまいます。
インビザラインでガミースマイルは改善する?
では、このガミースマイルはインビザラインで改善できるのでしょうか?
結論から言いますと、出っ歯や過蓋咬合などの『歯並び・噛み合わせが原因のガミースマイル』は、インビザラインによる歯列矯正で改善できるケースがあります。
ただし、顎骨の問題が大きい場合は、外科手術(骨切り術)の併用が必要となる場合もあります。
また、歯並びや噛み合わせ、顎骨が原因になっている以外のガミースマイルの場合、ボトックス注射や、歯茎の長さを整える手術(歯冠長延長術)などの治療法を選択することもあります。
まとめ
ガミースマイルの原因にもよりますが、ガミースマイルをインビザライン矯正で治すことができるケースもあります。
ただし、ガミースマイルの原因によっては治療法も変わってきますので、まずは原因を知ることからはじめることが大切です。
歯茎が大きく見えることで悩んでいるという方は、お一人で悩まず、ぜひお気軽に当院へご相談くださいね!