こんにちは!
神奈川県横須賀市安浦町にある、横須賀Sun&Ocean矯正歯科クリニックです。
インビザラインが「痛すぎる」という情報をネット上で見つけて、
「インビザラインをはじめたいけど、痛すぎて仕事に影響出たらやだな…」
「痛すぎてってどのぐらい痛いんだろ…ずっと痛いのかな?」
など、インビザラインを検討しているものの、痛すぎるという噂に不安になっているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
痛みの感じ方は人それぞれです。インビザライン矯正経験者のなかには、違和感程度でほぼ痛みがなかったといった人もいます。
インビザラインで痛みを感じるのは一時的なものであることも多く、いつ痛む可能性があるのか、どういったときに痛む可能性があるのかを知っていることで、痛みがあったときにも慌てずに対応できますよ!
まずは、インビザライン矯正で痛すぎると感じる可能性のある8つのシーンについて、「インビザラインプラチナプロバイダー認定医」の当院と一緒に確認し、痛みに関する疑問や不安を解決していきましょう!
CONTENTS
インビザラインで痛い(痛すぎる)と感じる8つのシーン
インビザライン矯正では、必ずしも「痛い」「痛すぎる」と感じるわけではありません。
しかしながら、痛みの感じ方には個人差があるため、人によっては痛みを感じてしまうこともあります。
主にどんなときに「インビザラインが痛い」と感じるのか、下記の8つのシーンにわけて紹介しているので、確認していきましょう。
1. はじめてマウスピースを装着して歯が動いたとき
インビザライン治療を開始して、はじめて装着するマウスピースでは、痛いと感じる可能性があります。
マウスピースを装着すると歯に矯正力がかかりはじめるのですが、歯は動いていく際に歯のまわりの骨を溶かしながら前進していきます。
この骨が溶けるときに、「痛み」や「炎症」を引き起こす物質が分泌され、違和感や痛みを感じることがあるのです。
また、はじめてのマウスピースで慣れないということもあり、違和感や痛みをより感じやすくなることもあります。
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2. 次の段階のマウスピースに交換したとき
インビザライン矯正では、約1~2週間ごとに次の段階のマウスピースに交換しますが、交換してから2~3日程度は痛みが生じる可能性があります。
これは、次の段階のマウスピースに交換することで、再度歯を動かしていくためで、交換したばかりの2~3日程度は「歯の動く痛み」を生じるリスクがあります。
しかし、それ以降は、遅くとも1週間もすれば痛みは落ち着くことがほとんどです。
また、歯並びが少しずつ理想に近づいてくれば、歯を大きく動かす必要性もなくなり、次第に痛みも感じにくくなっていくことが多いです。
3. しばらく外していたマウスピースを久しぶりに装着したとき
何らかの理由により、しばらく外していたマウスピースを久しぶりに再装着すると、痛みを感じる可能性があります。
なぜなら、マウスピースを外しっぱなしにしていると、歯が元々あった位置に戻ろうと「後戻り」を引き起こす可能性があるためです。
歯が後戻りしてしまうと、最後に装着していたマウスピースの形態と、現状の歯並びの形態に大きなズレが生じている可能性も高く、再装着すると強い圧迫感を覚えることも多いです。
このような場合、歯に想定外の異常な圧力がかかってしまい、痛みを生じるリスクが高いです。
また、後戻りの度合いによっては、マウスピースがそもそも歯列にはまらなかったり、浮いた状態でぴったり合わないこともあります。
4. 食事中に噛み合わせたとき
インビザライン矯正中は、歯のまわりの組織が非常に敏感な状態になっており、食事中に噛み合わせたときに痛みを生じる可能性があります。
ただし、インビザライン矯正中ずっと食事中に痛みがあるわけではなく、痛みや炎症が起こりやすい「マウスピース交換後2~3日程度」が注意が必要な期間です。
歯のまわりの組織がデリケートな状態なので、「噛む」ことが刺激となって痛みが生じやすくなる可能性があります。
なかでも、かたいお肉や、弾力性のあるグミなどは、歯に大きな圧力がかかりやすいため痛みを感じやすいでしょう。
この時期にもし痛みが強い場合は、やわらかくて食べやすい「おかゆ」や「リゾット」、野菜などをやわらかく煮込んだスープを食べるなど、食事にも工夫が必要となります。
5. マウスピースを外す時
インビザラインのマウスピースを外す時にも、痛いと感じることがあります。
これは、慣れていないマウスピースの取り外しに苦戦して、上手く外せずに爪で口内の粘膜をひっかいてしまったり、あまりにマウスピースが外れなさ過ぎて指が痛くなったりなどが原因に挙げられます。
6. チューイーを噛むとき
出典:FEEDデンタル
インビザラインのマウスピースをピタッと装着させるための「チューイー」を噛むときにも、痛いと感じることがあります。
これは先程からお話しているように、マウスピースを交換して次の段階へ移行した2~3日の間は、歯のまわりの組織がデリケートな状態なので、チューイーでマウスピースを噛み込むことで痛みが生じる可能性があります。
しっかりマウスピースが歯にはまっていないと歯に適切な矯正力がかからないため、チューイーは使用していただきたいのですが、もし痛みが強い場合は、力加減を調整しながら少しずつ力を入れてマウスピースを装着しましょう。
7. アタッチメントが口内に擦れたとき
インビザラインのマウスピースを外して食事をしているときに、上記の写真のように歯の表面に取りつける突起物「アタッチメント」が口内に当たって、痛みが生じる可能性もあります。
普段はマウスピースを装着しているので、口内にアタッチメントが触れることはないですが、食事中はマウスピースを外しています。
仮にアタッチメントが尖っているような場合、口を動かすたびに口内の粘膜にアタッチメントが当たって傷つく可能性があります。
「アタッチメントが鋭利になっている」「一部が欠けてしまって尖っている」などの状態があれば、早めに矯正医に診てもらいましょう。
8. 変形しているマウスピースを装着したとき
通常であれば、インビザラインのマウスピースは薄く滑らかな素材でできているため、装着してるだけで口内を傷つけるということはまずありませんが、アライナーの変形等がある場合は、口内の粘膜を傷つけてしまい、痛みが出てしまう可能性があります。
たとえば、
- マウスピースを踏んでしまった
- マウスピースを片側から無理矢理ひっぱって外そうとした
- 熱湯で洗浄した
などによって変形するリスクがあります。
また、これ以外にもごく稀にインビザライン社から、研磨が不十分のマウスピースが届くこともあるので、マウスピースの縁が尖っているようであれば、すぐに矯正医に連絡しましょう。
まとめ
インビザラインでは痛すぎる、違和感があるなど、治療に不快感を覚える人もいるようですが、痛みの感じ方は人それぞれです。
インビザラインは本来、痛みが少ない治療法ではありますが、歯を動かしているわけですから、少なからず違和感程度の痛みが出る可能性はあります。
ただし、歯を動かすときの痛み以外にも、ご自身のマウスピースの取り扱いに不備があり、痛みが強く出るケースもあるため、当然のことながら、まずは矯正医からいわれたルールをしっかり守る必要があります。
当院スタッフには、インビザライン経験者が複数名います!
もし実際のところ痛みはどうなのかな?とリアルな声が聞きたいということであれば、ぜひ当院へお気軽にご相談くださいね!